別れ 2

別れ 2

最後に自分の番が来た時、もうこれで兄貴に会う事も出来ないと思うと、
今まで我慢していたものが一気にあふれ出てきて、何十年と泣いた事が
無かった私ですが、人目も気にせず大泣きをしてしまいました。
しばらくは涙が止まらず、今まで溜めていたものがいっきに溢れでた様に
思います。
こうやって書いている間にもその事が思い出され、涙が出そうになります。

お別れの儀が終わり、葬祭場から火葬場までは車で30分くらいでのところにある
生駒山の飯盛霊園という所に行きました。
その飯盛霊園は小さい頃よく家族でワラビ取りに行った場所で、その頃は
まだできたばかりの時で、お墓も少なく自然がいっぱいあり兄貴と園内を
探検したり、走り回ったりして遊んでいたのを思い出しました。

火葬場に着き降りて見るとものすごく近代的な建物で、とても火葬場とは
思えないくらいの外観でした。

中に入ると異様な匂いが漂っていて、これが人を焼いた匂いなのかと感じました。
しばらくしてみんな炉の前に連れて行かれ、お経が終わると棺桶を炉の中に入れ
最後の別れをしました。
私は心の中で本当にこれで兄貴と最後なのだと思いその光景をじっと見つめていました。

それから2時間後昼食を済ませ、お骨拾いをする為火葬場に戻りホールに集合して
しばらくすると、そこに変わり果てた兄貴が横たわっていました。
まだ若く病気で亡くなった訳ではないので、きれいな形で骨が残って担当者の方が
説明をしながら、みんな骨を少しずつ拾い壷の中に収めていき、最後にほんとうに
きれいな形で残っているのど仏を担当の方が納め終了しました。
この後葬祭場に戻り式が終わったので、親戚一同を見送って家路につきました。

人と言うのは本当に儚いもので、死んだら終わりなのだなとつくづく感じました。
つらい事があっても生きていれば必ず良い事があるので皆さんも自分の命を
大切にしましょう。
本当に家族や友人、身近な人が悲しい思いをすると思います。

2012年1月24日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリー:実家の家族

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